こんにちは、SAMURAIPAPAです。
世の中が変化し、ますます個人のセルフリーダーシップ、決断力が求められる時代と言われます。
でも決断するのって不安ですよね。失敗したらどうしよう。間違ってたらどうしよう。
決断力を高めるために、どうすればいいか、自分なりに考えてみました。
個人がリーダーシップを発揮し決断する時代
これまでひとりの強力なリーダーが決断して、引っ張っていくスタイルで成功した企業もたくさんあります。
本に出てくる人はそういう経営者が多いです。
彼らは、確たるぶれない信念と価値観を持ち、失敗を恐れず、挑戦出来た人たちです。
これはスポーツと一緒で、ある種の才能や特殊能力だと思います。
もちろん誰でも出来る可能性はあるとは思いますが、それをやろうと思うかどうか、やれる能力があるかどうか、は個人差があり、成功率に大きな影響を与えます。
見えない人にはどう頑張っても見えない世界ってあると思います。
大事なのは、そういう人たちもいる、そういう生き方もある、ということを知った上で、自分自身を見つめ、自分の価値観をもって納得して生き方を選択したかどうかです。
そうやって選択したのであればどう生きようが自由です。
環境や他人に100%依存して生きるのか、小さくても自分の出来る範囲で決断して責任を取って生きていくのか、といえば、僕は後者の方が幸せになると信じています。
もちろん様々な理由で自立したくてもできない方々、選択すら出来ない方々がいるのも事実です。
だからこそ、いくつか選択出来るのにしないのはもったいないと思います。
決断が影響を与える範囲は、個人差があったとしても、その中で決断し、責任を取ること、その範囲を少しずつ広げていくことが、個人の成長になります。
僕もこれまでのように他人との比較や、社会的地位ではなくて、自分自身の成長に目を向けていこうと考えています。
少しずつ影響を与えられる範囲を広げていきたいです。
決断出来ないのは、決断してこなかったから
決断というのは、慣れだと思います。
決断した場数が自信となり、ものを言うと思います。
この経験が少ないと、いざというとき決断できません。
会社に限った話では、決断してこなかった理由は主に下記です。
人生の決断については、別の記事に書きます。
- 上位に決めさせる風土
- ルールや仕組みが整備されている
上位に決めさせる風土
うちは典型的な大企業です。
何か問題があると答えは上司が出してくれる、上位に決めさせよう、という場面がよくありました。
僕も10年以上そんなやり方を見てきたし、それが正しくて近道だと教えられてきました。
とにかく報連相だよ、と。
組織が大きいので、これは大事です。みんなバラバラで決めたら、つなぎ目のところで綻びが生じますので。
自然と案を出すまでが仕事で、後は上に決めてもらおう、というスタンスになってしまったんだと思います。
ルールや仕組みが整備されている
ルールや仕組みがしっかり整備されています。
いけいけドンドンの時代を乗り越えるためには、考えずに量をこなすことが必要だったので、それはそれで正しかったんだろうと思います。
誰がやってもバラツキが出ずそれなりに結果が出て、仕事が回っていく。
そんな中でも、ルールや仕組みに捕われず、変えようとしていた人もいましたが、少数派で、どちらかというと煙たがられていました。
私はあまり考えなかった良い子ちゃんタイプなので、どっぷり組織に従順にやってきました。
なのであんまり考えず、習慣や前例に従う仕事に慣れてしまい、いつの間にか、自分で決めて責任を取るという機会が減ってしまいました。
それでも本当はやろうと思えば出来たのに、無意識に決断することを避けてきたんです。
決断力は知識よりも場数が大事
我が社も世の中の変化を受けて、新しい仕組みや、チャレンジが求められる様になりました。
ここ数年で徐々に変わっています。
世界の企業やベンチャー企業と比べたら、とってもとっても遅いですが、そのスピードになれて、準備をしてこなかった社員にはとんでもない変化だと思います。
私も慌てて行動を開始した組です。正直焦ってます。
腹を括って自分で決める。
繰り返しですが、決断は慣れだと思います。
尊敬する上司や先輩は、全く異なる分野の出身者であっても、今の部署で決断出来ています。
もちろん有識者の意見や客観的事実をデータで現状を把握、分析する能力は必要ですが、どっちかっていうとどこかで腹を括って決断しているように感じます。
経験豊富なその道のプロよりも、潔く決断しています。
そもそも正解はない、選んだ答えを正解にしていく
決断している人の最大の特徴は、一度決めたらとことんやるという姿勢だと思います。
こんな変化が激しい世の中では、正解なんてないと考え、選んだ答えを正解にしていく。
これが決断出来るリーダーの理想像だと思います。
時に間違っていたとしても、その時には非を認め、しっかり反省して責任もって新たな決断をくだしていく姿勢も重要です。
そんなリーダーを目指すのか、そんなリーダーについて行くのか、これも選択です。
いずれにせよ、少しずつ影響を与えられる範囲を広げていきたいです。
まとめ
- 決断力は慣れ
- 決断した場数が多ければ、自然と決断力は身につく
- 選んだ道を正解にする行動力が大事
小さなことでも自分で決断していく様にしたいですね。
まずは自分のちょっとした未来に影響を与える決断から始めて、徐々に自分以外の人間(身内から他人へ)、会社、社会、世界へと影響の範囲を広げていくことで成長出来ると信じています。