こんにちは。SAMURAIPAPAです。
住宅購入時に一番苦労したのは土地探してでした。
土地が無いことには家が建ちませんので、土地が無いと先に進めません。
土地探しから契約まで結局1年半かかりました。
最後はほぼ希望に合う土地を契約することが出来ましたが、それに至るまで多くのことを学びました。
現在、もしくは今後土地探しをする方の参考になればうれしいです。
土地探しには時間がかかる
土地探しには、時間がかかります。
地主が土地を売りに出さない限り、買うことはできません。
売りに出すタイミングは地主さん次第なので、買い手側はコントロールできません。
もし希望の土地が無ければ、売りに出るのを待つしかありません。
将来家を買うことを検討してるなら、土地探しは早くから進めましょう。
焦らずじっくり探して、出来るだけ多くの土地を見ておくことが大切です。
良い土地はすぐに決まる、は本当か?
結論から言うと、これは本当です。
僕も契約した土地に決めたのは紹介された日の夜でした。
夕方に営業さんから電話とメールで「良い土地が出ました」と連絡を受けました。
内容を見て確かに良さそうだ、と思ったので夜に電話して、今から見に行きたい、と伝え一緒に現地を見に行きました。
希望に見合うものだったので、そのまま申し込みを入れました。
もし1日待っていたら別の人から申し込みが届いており、契約できてなかったそうです。
土地探しを始めた頃に受けたセミナーや営業マンとの会話で、
「良い物件は遅くても1週間日以内で決まる」
という話をよく聞きました。
最初はハウスメーカーが早く契約を取るための、脅しのようなものだと思ってました。
でもまったく大袈裟な表現でも営業トークでも無く、事実でした。
土地を買う姿勢を示す
良い土地は3日で決まるということは、ネットなどで広く公開される前に契約されてしまうことを意味しています。
売りに出てから公開されるまでにはタイムラグがあり、その間に決まってしまいます。
一般に公開する前に買主を見つけて売買契約できれば仲介者は売主と買主両方から仲介手数料を受け取れるので、すぐに買ってもらえそうな買主に優先的に情報提供します。
事前に購入する意欲があること、購入資金が準備できることを示しておくと、優先的に紹介してくれます。
探す土地の条件を明確にする
我が家が探していた土地の条件はこちらです。
- 建築条件なし
- 妻の職場と僕の職場両方にアクセス出来る公共交通機関沿線
- 最寄り駅まで10分以内
- 息子が通う保育園を変えないでよいエリア
- 大通りからは離れた交通量の多くない静かなところ
- 南向きの土地で50坪以上
- 希望価格○千万円以下
結果から言いますと、土地の広さと価格以外は条件を達成できました。
希望条件優先順位を明確にしましょう
希望する条件に優先順位をつけるが大切です。
物件探しを進めていくと分かりますが、残念ながら希望通り100点満点の土地と出会うことはほぼありません。
どんなに優秀でも80点くらいです。
新規物件を紹介されたときに、申し込みを入れるか見送るかを即断出来るように、絶対譲れない項目と、多少は妥協できる項目は明確にしましょう。
我が家の希望条件の内容
条件について詳細を見ていきます
- 建築条件なし
- 妻の職場と僕の職場両方にアクセス出来る公共交通機関沿線
- 最寄り駅まで10分以内
- 息子が通う保育園を変えないでよいエリア
- 大通りからは離れた交通量の多くない静かなところ
- 南向きの土地で50坪以上
- 希望価格○千万円以下
①建築条件なし
ハウスメーカーで建てる予定だったので、これは必須条件でした。
②公共交通機関沿線
共働きだったので、通勤のためにはこれも必須条件でした。
③最寄り駅まで10分
通勤のため、遠方からの来客のためには駅近くにしたかったです。
当面売却は考えてませんが、土地の資産価値という意味では、最寄り駅からの距離は近いほど有利です。
④保育園までの距離
共働き世帯にとって、保育園が変わるというのは致命的です。
新しい保育園に入園できる保証はないため、せっかく入れた保育園を変わるのはどうしても避けたかったです。
車で送り迎えできる範囲で探しました。
⑤大通りから離れたところ
子供の安全を考えると、大通りに面した土地は避けました。
静かなところが良かったので少なくとも1本は、大通りから中に入った生活道路に面した土地を探しました。
⑥南向きで50坪以上の土地
来客用に駐車スペース3台確保、庭付きが理想でした。
立地条件を重視したことから、土地の相場が高く、45坪になりました。
そもそも地価が高く、50坪以上の土地が出ることがほとんど出ませんでした。
近くに公園があったので庭は諦め、駐車場スペースは確保できました。
⑦購入希望価格
これは当初予定よりオーバーしました。
というより、検討始めた当時の私の相場観がずれていました。
はじめは相場観が分からないので仕方ありませんが、広さと価格は立地条件次第です。
立地や環境を重視する場合には相応の資金が必要です。
たくさん土地を見た方がいい
土地探しの期間に紹介された物件は50件ぐらいだったと思います。
実はこのうち決めかけた物件がいくつかありました。
一つ紹介すると、探し始めて間もない頃に紹介された物件です。
今思えば50点の土地でしたが、良い土地がなかなか出てこないこと、
「ここもすぐ決まりますよ」という営業の言葉ですごく迷いました。
交通量の多い道路に面していたこと、周辺環境で少し気になるところがあって迷いました。
探しはじめで、経験も浅く、悩んだ末に両親に相談しました。
現地も見てもらったところ、両親も同じようなところが気になったようでした。
最後は父親の次の言葉で見送ることにしました。
「お前が俺に相談してくるってことは、何かひっかかるんだろ?」
この物件含めて紹介されたものは、どれも見送ってしばらくしたら立派な新築の家が建っていました。
このようにたくさんの土地を見て、迷った経験があったからこそ、最後の最後で迷わず即決出来たんだと思います。
まとめ
土地探しは結局1年半かかりました。
これが長いか短いか分かりませんが、じっくり時間をかけることで、最後は良い土地に巡り会うことができました。
納得できる土地なんて一生出てこないんじゃないか?と一時期諦めそうになりました。
それでも「家が買えないなら、それはそれで僕の運命だ」と腹を括って妥協せずに、こだわり続けた結果だと思います。
皆さんもいい土地と巡り会えることを祈ってます。