- セミリタイアって何?
- セミリタイアはどうすれば達成できるのかな
- セミリタイアするにはいくら資産が必要なのか?
- セミリタイアの定義について
- セミリタイアの方法
- セミリタイアに必要な資産額を解説
サラリーマンがセミリタイアするには何をすればいい?
FIREという言葉をご存じですか?
「Financial Independence, Retire Early」
の頭文字をとったのがFIREです。
経済的に自立し、早期に引退する、という意味です。
定義は割と曖昧で明確ではありませんが、
決まった定職を持たずに生活することです。
「アーリーリタイア」=完全に労働しない
- 完全に仕事を引退し、資産を切り崩して生活する
- 保有する資産から得られる収入(利子や配当)のみで生活する
- 海外や田舎で働かずに生活する
「セミリタイア」=少し労働する
- 決まった仕事せず、アルバイトや簡易な労働で収入を得ながら生活する
年齢も様々で、20代、30代の若いうちに引退した人もいれば
50代で定年より一足はやく引退する人もいます。
SNSやブログを見れば、FIREやセミリタイアしている人を
割と多く見かけます。
みなさん、引退後の人生を謳歌し、充実した生活を送っていますね。
羨ましい限りです。
僕にとってのFIREとは?
僕もFIREを目指しています。
自分にとっての目指すべきFIREを考えてみました。
僕にとってのFIREは「会社に依存せずに生きていくこと」です。
今は大手企業に勤めていますが、いつまで会社があるか分かりません。
今の給料をずっともらえる保証もありません。
そして何より、お金の貯めに働きたくないと思うようになったからです。
お金にために働くのは大変です。
会社から給料をもらうためには、周りの期待に応え、
成果を出し続ける必要があります。
これは簡単なことではありません。
嫌なことや、日々困難なタスクやミッションもあります。
それらをクリアするために、必死で頑張らないといけません。
ひとつ山を越えれば、すぐにもう少し高い山に登らされます。
うまく登れなかったら、今度はその時点でぎりぎり登れる山に
登らされ続けます。
そしてどこまで登ってもゴールはありません。
サラリーマンになったときは、これを一生続けると思ってました。
でも人生について改めて考えるようになった今では、
「これを続けるのは無いな」と思っています。
登るのをやめたらいいのか?とも思いましたが
登るのを諦めた人を会社が雇い続ける時代でもありません。
もちろん嫌々働いているわけではありません。
それなりに給料ももらえるし、社会に貢献ているとか、人の役に立っている、
という仕事のやりがいも感じることはあります。
でももし給料半分になっても、今の会社でやり遂げいたことがあるか?
今の仕事を続けられるか?と問われれば僕は確実にNOでした。
それでもすぐにはリタイアできない現実
家庭を持ち、家を買って住宅ローンをかかえてしまった今となっては、
どうしてもお金のために働く必要があります。
借金を返済しつつも、子供の教育費を稼いであげたいからです。
家族には豪華ではなくても日々豊かに暮らして欲しいです。
家を売って別の仕事をするだけの勇気も野望もありません。
だから頑張ってサラリーマンを続けているんだろうと思います。
セミリタイアしたらやりたいこと
セミリタイアしたら、まず家族との時間を大切にしたいです。
子供と遊ぶ時間をとる。妻と旅行に出かける。
そして、会社に縛られず、お金のことを気にせず、
もっと好きなことや、新しいことに時間を使いたいです。
今はそこに向かって、小さな行動を始めたところです。
セミリタイアするためには、どうすればいいか
セミリタイアした人の経験談やインタビューは、よく見かけます。
それらを見ると、みなさん若い頃から資産を築いています。
築き上げた資産からの収入が生活費を上回った段階で引退しています。
FIRE成功者に共通するポイントは支出のコントロールと、
コツコツ資産運用の継続です。
まずは仕事をしながらコツコツ資産を築き、経済的自由を手に入れています。
資産を増やしお金持ちになる方法
著書「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」の中では
お金持ちになる方法を分かりやすい数式で表してくれています。
お金持ちの方程式といわれる式です。
資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)
この方程式から、お金持ちになる方法は次の3つしかありません。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
サラリーマンが本業で①収入を増やす、のは簡単ではありません。
出世してもそう簡単に年収は上がらないシステムです。
まず最初にやるべきは②支出を減らすことです。
家計を見直すことで、無駄な支出を減らしましょう。
無理や我慢はせず、常に他人の価値観ではなく
自分の価値観に正直に「これって本当に自分に必要か?」
と自問することがポイントです。
他人の価値観や世間体を気にしていると、ムダ遣いをしてしまいます。
収入を増やすよりもますは節約をすることが、
資産を増やすのに有効な方法です。
具体的にムダな支出を減らすポイントはこちらが大変参考になります。
ムダを減らして、貯蓄に回していたお金をコツコツと資産運用に
回していけば、少しずつ資産が増えていきます。
それでもリタイアの目標に届きそうもない、さらに資産が必要だ、
という場合には本業以外で収入を増やす必要があります。
最後に③運用利回りをあげることですが、これは知識と経験が必要です。
大きなリターンを狙うならそれなりのリスクを負う必要があります。
最初から大きなリスクを取るのは危ないので、
まずは少額から資産運用を開始しましょう。
少額運用でリスクの取り方や、相場変動などを経験することは
将来大きな資産を運用するために必ず役立ちます。
忙しいサラリーマンでもやれること
忙しいサラリーマンにとって、
資産を増やすことは簡単なことではありません。
本業を頑張りながら収入を増やしたり、資産を運用する方法は
下記で紹介しています。すべて僕も実践しているものです。
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セミリタイアに必要な資産はいくらか?
ゴールが決まらなければ、行動に移せないので計算しましょう。
セミリタイアするためには、資産はいくら必要でしょうか?
話を単純にするために、日々の生活費を資産から得られる収入で
賄える状態を経済的自由を達成した状態とします。
生活費 < 資産運用利回り
総務省の調査結果(引用元”政府統計の総合窓口”)によると、
4人家族の勤労世帯の場合、生活費の支出額(税金、社会保険料除く)は
全国平均で月々35万円だそうです。
その他住宅ローンやクレジットカードの支払いが18万円ありますので、
合計して月々52万円の支出となります。
子供の成長など、家計の変動要因はいろいろありますが、
まずは簡単のため今の収支が一定だと仮定します。
月々52万円の支出をと同じ収益を毎月出そうとすると、
税引き後の利回り5%として、約1.2億円の資産が必要です。
途方も無い数字です。
(ちなみに税引き後利回り5%は相当なリスクを取った数字です)
さて、僕の場合を計算してみました。
4人家族で、持ち家の住宅ローンがたくさん残っています。
改善して減らせそうな支出もありそうですが、ざっと計算すると
必要な資産は1.7億円でした!!!
もはや一発当てる強運がないとリタイアできませんね。
アーリーリタイアは夢のまた夢です。
そこで第一の目標を、
「セミリタイアしてゆったり働きながら
今の収入の半分で生活していくこと」
とします。
支出の約半分を、資産収入から賄うとすれば
月々25万円を資産からの収入として得る必要があります。
そうすると目標資産額は6,000万円となりました。
資産運用で6,000万円を目指すには
資産運用のシミュレーションしました。
これから家計を見直し、月々20万円を投資に回すことにします。
運用利回り3%で月々20万円のつみたてをすると、
10年後 2,794万円
15年後 4,539万円
20年後 6,566万円
20年ということはほぼ定年まで働くことになります。
セミリタイアする前に普通に引退が近いです(笑)
10年(遅くとも15年)でセミリタイアするには、
さらに投資額を増やす必要があることが分かりました。
セミリタイアまでの期間毎に必要な投資額は
10年間 43万円 (+23万円の追加投資)
15年間 26.5万円 (+4.5万円の追加投資)
となりました。
まずは15年後のセミリタイアを目指すことにします。
したがって当面の目標は、
・副業で5万円/月の収益を出すこと
・投資額24.5万円/月を15年継続すること
に決まりました。
副業収入をさらに増やせれば、期間を短縮することができます。
まとめ
サラリーマンがセミリタイア目指すのはなかなかに
険しい道のりだと分かりました。
まずは支出をコントロールし、副業で収入を増やし、
少しリスクを取ったコツコツ資産運用で
自己資産を増やすことに取組んでいきます。
現在僕が実践してることは下記で紹介しています。
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